Case9出っ歯の治療について(裏側の治療)
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初診時
主訴 :出っ歯を治したい
診断名 :前歯部叢生
初診時年齢 : 22歳3ヶ月
期間 : 2年
装置 : カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(Incognito : 薬機法対象外)
抜歯部位 : 非抜歯
費用 : 96万(税抜)
※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、歯周病治療があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。
詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。
治療開始時
右下の第2大臼歯は欠如しておりました。
非抜歯での治療を希望されましたので、上顎歯列全体を後方移動するための固定源として、口蓋に矯正用インプラントスクリューを埋入しました。
上下顎4切歯を除く全ての歯の裏側に装置を装着しました。矯正用インプラントスクリューに固定源となる装置を装着しました。
この固定源から、上顎犬歯より後方の歯に力を加えて、後方に移動させはじめました。
3ヶ月後
犬歯から後方の歯を少し後方へ移動することができましたので、上顎4切歯にも装置を装着しました。
7ヶ月後
上顎4切歯は並んできました。まだ下顎4切歯には装置をつけていません。
1年後
下顎右切歯を除いて、他の切歯に装置を装着しました。上顎犬歯より後方の歯はさらに後ろに動き、前歯部に少しスペースができてきました。
1年6ヶ月後
下顎の歯はきれいに並びました。上顎の牽引装置のデザインを少し変え、さらに歯列全体を後ろに牽引しています。
1年9ヶ月後
上顎歯列全体はほぼ牽引し終わりました。これからは微調整に移ります。
2年後
ようやく装置が外れました。
非抜歯での治療でしたが、上顎前突は改善しました。前歯部の叢生も改善しきれいなアーチができました。
良かったですね!