Case19叢生の治療について(表側の治療)
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初診時
主訴 :前歯の凸凹を治したい
診断名 :叢生
初診時年齢 : 18歳5ヶ月
期間 : 2年4ヶ月
装置 : 歯の表側の矯正装置
抜歯部位 : 上顎第一小臼歯、下顎第二小臼歯
費用 : 88万(税抜)
※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、歯周病治療があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。
詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。
治療開始時
抜歯部位を除いて上顎歯列に装置を装着しました。矯正治療の開始です。
2週間後
抜歯が終わり来院しました。しばらくは上顎の歯だけに装置をつけています。
装置に慣れてくれば下顎にも装置を装着する予定です。
4ヶ月後
下顎第二小臼歯を抜歯し来院しましたので下顎4切歯を除く歯に装置を装着しました・
かみ合わせが深く、噛んだときに装置が外れるのを防ぐために、下顎第二大臼歯にブルーのレジンを装着しました。
上顎前歯部の叢生は改善しています。
8ヶ月後
下顎の奥歯が並んできましたので、前歯部のバネを付け下顎犬歯、第一小臼歯を後ろに動かしています。将来上顎前歯を後方に移動する予定なので、この段階で上顎大臼歯部を固定するためにpalatal barを装着しています。
1年1ヶ月後
下顎4切歯にも装置を装着しました。
上顎前歯をバネを使って後方に動かし始めました。
1年4ヶ月後
4切歯はきれいに並んできました。上顎前歯は少しずつ後上方に移動し、深かったかみ合わせが少しずつ浅くなってきました。
1年5ヶ月後
上顎前歯はさらに上後方に移動しています。そのため下顎前歯がよく見えるようになりました。
1年8ヶ月後
上下の抜歯スペースはかなり閉じてきました。
1年9ヶ月後
さらにスペースは閉じています。上下の正中は合っていませんので修正しています。
2年後
正中は合ってきました。これより微調整を行います。
2年3ヶ月後
かなり噛んできました。
あと一息です。
2年4ヶ月後
ようやく装置を外れました。前歯部の叢生は改善しきれいなアーチが出来上がりました。
良かったですね!