Case８叢生の治療について（表側の治療）

初診時

主訴 :八重歯を治したい　　
診断名 :前歯部叢生
初診時年齢 : ２４歳２ヶ月　　
期間 : ２年９ヶ月　　
装置 : 透明な矯正装置　
抜歯部位 : 左右の上顎下顎第１小臼歯　　
費用 : ８５万（税抜）

※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、歯周病治療があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。
詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。

 

治療開始時

上顎に左側切歯を除く歯に装置を装着し、矯正治療の開始です。上下第１小臼歯を抜歯する予定ですが、最初は歯を抜かずに、治療を進めます。

 

２ヶ月後

上顎には第２小臼歯と第１大臼歯の間に矯正用インプラントスクリューを埋入しました。下顎の第１小臼歯を抜歯後、犬歯より後方の歯に装置をつけました。

矯正用スクリューから下顎犬歯の前のフックに食事時間以外にゴムを装着してもらいました。これにより下顎の後方の歯は、少し後方に移動します。

 

６ヶ月後

上顎第１小臼歯も抜歯し、上顎の叢生は改善してきました。

９ヶ月後

上顎はきれいなアーチになってきましたので、矯正用インプラントスクリューから上顎６前歯を後方に移動させています。また、下顎犬歯間にバネを入れ、犬歯を後方に移動させています。

 

１年２ヶ月後

上顎左側の抜歯スペースはかなり閉じてきました。下顎犬歯も後方に移動し、左下切歯を除く前歯に装置を装着しました。

 

１年４ヶ月後

下顎左側切歯にも装置を装着しました。

 

１年６ヶ月後

下顎のアーチはきれいになってきました。

 

１年９ヶ月後

前歯部のかみ合わせが深いので、上顎前歯を上方に移動させ、かみ合わせを浅くしています。

 

２年２ヶ月後

上顎前歯は上方に移動し、前歯部のかみ合わせは浅くなり、下顎前歯が見えてきました。

 

２年４ヶ月後

微調整しています。

 

２年９ヶ月後

装置が外れました。叢生は改善し、きれいなアーチができました。

良かったですね！！