【下顎前突】歯の表側からの矯正
Case
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初診時
主訴:受け口
診断名 : 下顎前突
初診時年齢 : 7才8ヶ月 上顎は2本、下顎は4本が永久歯で、初期の段階で受け口を改善する計画です。
その後、永久歯の萌出を待ち、さらに非抜歯での治療を続ける予定です。
床装置の治療期間 : 8ヶ月
経過観察 : 約3年
マルチブラケット装置での治療 : 1年7ヶ月
装置 : 床装置、マルチブラケット装置
費用 : 75万(税抜)
※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、過成長、歯周病治療があります。
また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。
初診より3ヶ月後
取り外しできる装置を用い、受け口を改善しました。
今後は、永久歯の萌出を待つことにします。
本格的な治療の開始時
永久歯が生えそろうのを3年3ヶ月待ちました。
その間、年に2~3回来院していただきました。
歯が生えそろいましたので、まず、上顎に装置を装着しました。
本格的な治療の開始です。
3ヶ月後
今回は下顎にも装置を装着しました。
上顎の歯があたり、下顎の装置が取れやすいので、かみ合わせのところにレジンを付け、上下の歯があたらないようにしました。
9ヶ月後
下顎の一番奥の歯の装置が外れていましたので、この歯は後から揃えることにしました。
1年4ヶ月後
下顎の第二大臼歯にも装置を装着し、もう一度並べ始めています。
ほとんど揃いました。
1年7ヶ月後
装置を外しました。
上下ともきれいなアーチができあがりました。
かみ合わせもしっかりし、真ん中も合っています。
本格的な治療を開始後、1年7ヶ月後で終了しました。