MENU
歯科医師の採用情報はこちらから

【開咬】歯の裏側からの矯正

Case

初診時

主訴 : 前歯で噛めない 
診断名 : 開咬
初診時年齢 : 25歳6ヶ月 前歯で物を咬めないとの主訴で来院されました。
期間 : 2年7ヶ月 
装置 : カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(HARMONY : 薬機法対象外) 
抜歯部位 : 左右の上顎第一小臼歯、下顎第2小臼歯 
費用 : 103万(歯科矯正用アンカースクリュー込み)(税抜)  

※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、歯周病治療があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。
詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。

治療開始時

上顎第1小臼歯、下顎第2小臼歯を抜歯することにしました。
抜歯する以外の歯にHARMONYの装置を装着し、抜歯を依頼しました。

1ヶ月半後

抜歯を依頼して1ヶ月半が経過しました。
ようやく前歯から臼歯までの連なったワイヤーが入りました。いよいよ治療開始です。

2ヶ月後

前歯の叢生は取れてきました。また、上下のアーチが整ってきました。

3ヶ月後

写真のように、歯の裏側に歯科矯正用アンカースクリューを挿入しました。
今後はこれを使って上顎の前歯を後方へ牽引することになります。下顎も抜歯スペースを閉鎖していきます。

9ヶ月後

前歯部の噛み合わせは改善し、抜歯スペースが少し閉じてきました。

1年7ヶ月後

上顎の抜歯スペースが閉じましたので、歯の裏側の歯科矯正用アンカースクリューを撤去しました。
今後はさらに下顎の抜歯スペースを閉じていきます。

2年後

撤去しました上顎の歯科矯正用アンカースクリューの傷は残っておりません。
下顎の抜歯スペースはさらに閉じてきています。

2年7ヶ月後

ようやく装置が外れました。
前歯部の叢生は改善し、良好なアーチができました。矯正するまでは、前歯で食べ物を咬むことがあまりできなかったのですが、今では何でも咬めるそうです。良かったですね。