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【過蓋咬合】歯の裏側からの矯正

Case

初診時

主訴:ガミースマイル 
診断名 : 過蓋咬合
初診時年齢 : 30才7ヶ月 前歯が出すぎてガミースマイルが気になるとのことで来院しました。上顎前歯は下顎前歯を覆ってしまい、見えません。笑ったときには歯茎がかなり目立っています。 
期間 : 2年2ヶ月 
抜歯部位 : 左右上顎第1小臼歯 
装置 : カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(WIN : 薬機法対象外) 
費用 : 103万(歯科矯正用アンカースクリュー込み)(税抜)  

※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、歯周病治療があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。
詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。

治療開始

上顎第一小臼歯を抜歯することにし、歯の裏側に装置を装着しました。
かみ合わせを上げるように工夫し、装置を付けた時点でかみ合わせが浅くなりました。

1ヶ月後

上顎第一小臼歯を抜歯しすべての歯に装置を装着しました。

4ヶ月後

八重歯は改善し歯列内に誘導されてきました。
この時点で固定源の強化のため口蓋に歯科矯正用アンカースクリューを埋入しました。

8ヶ月後

固定源からアームを伸ばし、上顎前歯の後ろへの移動とともにかみ合わせを浅くするために前歯を上方にも引っ張っています。

14ヶ月後

少しずつ抜歯スペースは閉じてきました。

20ヶ月後

さらにスペースが閉じてきました。

24ヶ月後

抜歯スペースは閉じアームの形を変え微調整を行っています。

26ヶ月後

ようやく装置が外れました。前歯のかみ合わせは浅くなり、ガミーは改善しました。