【空隙歯列】歯の裏側からの矯正
Case
Case
初診時
主訴:前歯の隙間
診断名 : 空隙歯列
初診時年齢 : 28才3ヶ月 前歯の隙間が気になると来院しました。下顎前歯部は空隙があり上顎に比べて歯列が広く、嚥下をすると犬歯部あたりから舌が見えかなり強い舌癖が認められました。
期間 : 1年11ヶ月
非抜歯
装置 : カスタムメイド型リンガルブラケット矯正装置(WIN : 薬機法対象外)
費用 : 105万(歯科矯正用アンカースクリュー込み)(税抜)
※治療上のリスクとして歯肉退縮、顎関節症、歯根吸収、カリエス、失活歯、クラック、根の露出、骨隆起、歯周病治療があります。 また、治療には個人差があります。あくまでご参考とお考え下さい。
詳しくは「矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について」をご覧ください。
治療開始
歯の裏側からの矯正を希望しました。
すべての歯に装置を装着し治療を開始しました。
1ヶ月後
治療するには大臼歯部をめり込ませる必要があり、口蓋に歯科矯正用アンカースクリューを埋入しました。歯科矯正用アンカースクリューからアームを出し、上顎第一大臼歯を圧下させています。
6ヶ月後
なかなか効果が得られず、アームの形を変えました。
9ヶ月後
上顎第1小臼歯が少しかみあってきました。
13ヶ月後
前歯が少し降りてきました。
18ヶ月後
さらにかみ合わせが改善してきました。口蓋のアームを外しワイヤーで修正しています。
23ヶ月後
歯科矯正用アンカースクリューも外し微調整をしています。
26ヶ月後
ようやく外す目処が立ちました。
27ヶ月後
装置を外すことができました。かみ合わせは深くなり、前歯部の空隙もなくなり、きれいなアーチができました。大変な難症例でした。お疲れさまでした。