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デジタル・テクノロジーを用いた矯正治療

Medical

当クリニックでのデジタルテクノロジーを用いた矯正治療

SureSmile(薬機法対象外)は、1998年に設立された米国デンツプライシロナ社(Dentsply Sirona/旧OraMetrix社)により開発されたデジタル技術を活用した矯正治療システムです。3次元画像データを基にした診断や治療計画の立案、歯の移動のシミュレーション、および個々の患者様に合わせたワイヤーベンディング等を行うシステムとして、日本国内においても2010年頃より導入されています。

クリニックにおける治療の流れ

(図1)

当クリニックではデジタル・テクノロジーを用いた矯正診断システムSureSmile(薬機法対象外)で診断を行っています(図1)。そのため2種類の診断用の3Dモデルを用います。

 

 

1.患者様の口腔内を光学スキャナーによりスキャンし、歯冠および歯肉の状態を採取します。(図2)

(口腔内写真)    (スキャン画像)

(図2)

 

 

2.顎顔面をCT撮影することによりCBCTデータを採取します。CBCTデータにより骨、歯根の状態を再構築することができます。(図3)

    

(図3)

 

 

3.光学スキャナーによるデータとCBCTデータを用いて診断用の三次元(3D)モデルを作ります。(図4)

     

(図4)

 

これらを組み合わせて3Dモデルでシミュレーションすることが可能となります。これにより、治療目標を三次元で明確化することができるようになります。(図5)

    

(図5)

 

4.3Dモデル上で歯に装着するブラケットの位置を決定します。(図6)

                                                 

(図6:リンガルの場合)

 

5.歯にブラケットを装着し、レべリングします。

その後再度、口腔内のスキャンを行うことによってブラケットと歯の正確な位置が再現されます。再現された歯型を再作ることで、より現実的な個々の患者様に合った治療目標が設定できようになります。

 

6.この歯型の情報に基づいてワイヤーをデザインし、個々の患者様に適用するワイヤーをロボットで屈曲し、患者様に提供できるようになります。

  (1年半後)   

 

 

 (2年後)     

 

 

7.動的な治療が終了すると、治療結果の評価を、3Dモデルの重ね合わせを用いることにより行うことができます。

これまでの矯正治療では、顎の骨に対する歯根の位置を正しく評価することは難しく、矯正医の経験に基づいていました。

しかし歯科用CTデータ等から得られる3次元モデルを活用することで、歯冠部だけでなく、顎骨に対する歯根の位置関係を画像上で確認しながら治療計画のシミュレーションを行うことが可能になりました。

治療開始前にシミュレーション上で歯の移動経路や目標とする配列を検討できるため、治療方針の明確化や、個々の歯列に適合させた装置・ワイヤーの作製が可能となります。

当院では診断だけでなく、得られたシミュレーションデータを基に、患者様の歯列形態に合わせた各種矯正装置(歯の表からの矯正装置、歯の裏側の矯正装置、マウスピース型矯正装置)の設計・作製にも役立てています。

 

                  

 

① 未承認医薬品であること。

当院で使用している治療診断システムSureSmileは日本国内の医薬品医療機器等法において承認された医療機器には該当しません。

② 入手経路等。

SureSmileは米国米国デンツプライシロナ社(Dentsply Sirona/旧OraMetrix社)の製品です。当院歯科医師が個人の責任において個人輸入の手続きを行っております。

③国内の承認医薬品等の有無。

国内にも矯正治療診断システムは多種あり、国内で薬事承認を得ているものもあります。

④諸外国における安全性等に関わる情報。

SureSmileは、国内においては医療機器としての承認を得ていませんが、FDA(米国食品医薬品局)の承認を得ており、重大な有害事象の報告はありません。

⑤医薬品副作用被害救済制度の対象外であること。

当院で使用している治療診断システムSureSmileは日本国内の医薬品医療機器等法において承認されていないため、承認医薬品にあるような「医薬品副作用被害救済制度」の対象外となる場合があります。